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選手の能力を台無しにする指導者の考え方とは

2022/07/15 05:30サッカー

素晴らしいケーキが完成しても、地面に落としたら意味がありません。

選手が努力して能力を高めても、台無しにする指導者の考え方がある。

それが何か分かりますか。

完成したケーキを運ぶとき、転ぶと大変です。

確実に客に届けるためには余計な動作は無くした方が良い。

例えば、ケーキを運ぶときに両手で手を叩くとしましょう。

手を叩くときはケーキを空中に投げるとします。

これだと、手を叩けば叩くほどケーキが地面に吸い込まれる確率が高まります。

普通は、こんな馬鹿げたことをする人はいませんよね。

サッカーでシュートを撃つとき、手を叩く人はいるでしょうか。

普通はいませんよね。

ええ、普通は。

自分の指導者が普通か考えたことがありますか。

もしかすると、普通ではないかもしれない。

シュートを撃つとき、足の裏で地面を何度も叩く人はいませんか。

余計な動作が入るとシュートが遅くなります。

これが原因でチャンスとケーキが台無しになる。

ケーキは目で見えますが、チャンスは見えませんよね。

自分でチャンスを捨てていませんか。

自分でチャンスを捨てる選手はいるのか。

普通はいませんよね。

君の指導者は普通ですか。

普通ではないなら、自分でチャンスを捨てる選手になっているかもしれませんよ。

サッカーは相手よりも多く点を取った方が勝ちます。

勝つには何をすればいいか。

簡単ですね。

シュートを積極的に撃ち、相手より多く点を取れば良い。

では、シュートを何本撃ちましたか。

何かをするとき、シュートまで撃ちますか。

トラップならトラップだけ、ドリブルならドリブルだけになっていませんか。

バラバラにしても意味がありませんよ。

選手の能力を台無しにする指導者の考え方は、シュートを無視すること。

必ずシュートまで撃つ。

文字で説明すると理解しやすいですが、ひらがなの「あ」という文字を練習するとします。

「あ」を書く練習と聞いて、横棒だけ書く練習を想像しますか。

しませんよね。

必ず「あ」という文字を完成させてから次の「あ」に進みますよね。

これが大事です。

サッカー指導者は「あ」が上手くなるには横線を完璧にしてから縦線の練習をすべきだと思っていませんか。

横線だけ何十回書いても、「あ」という文字を書いていないなら練習にはなりません。

大事なのは一画目から三画目までの流れですからね。

下は「サッカー」という文字を使い、質と量を説明した動画。

シュートが遅い人は、バランスを取る練習をしていないと思います。

必ずシュートで終わるように意識すると、全ての能力が上昇しますよ。

大切なのは線の美しさではなく、線と線の距離感です。

バランスが大事。

つなぎ目が見えるシュートは駄目ですよ。

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