ドリブルの上手さとシュートの上手さが関係すると思いますか。
ドリブルが上手になればシュートを撃てるのか。
私は違うと思います。
シュートが下手だから、ドリブルが出来ない。
良い形でドリブルが出来ないからシュートを撃てないと考えている人はいませんか。
逆ですよ。
シュートが撃てないからドリブルが出来ない。
シュートの能力が足りないからドリブルが出来ません。
上の図は、蹴り足を3方向に振ってボールを前に飛ばしたもの。
一般的な指導法を受けた選手は、身体の前にボールを飛ばすと思います。
軸足のつま先をボールを飛ばす方に向け、蹴り足を……と教わりませんでしたか。
これだと、ドリブルが上手くなれませんよ。
色々な飛ばし方を知りたいなら「3つの足の振り方でボールを3方向に飛ばそう」がおすすめです。
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ドリブルをすると、身体の向きが変わります。
横を向く場合、後ろを向く場合があります。
常に前を向けるとは限りませんよね。
良い状態で前を向いたとしても、相手と勝負した後は、身体の向きが斜めになることが多い。
これは当たり前のことです。
相手選手を交わすために横への移動があります。
この横移動で身体の向きが変化します。
このとき、何を考えるか。
カニのように横歩きをして相手を交わそうとするか。
それとも、身体の向きが斜めになっても良いから勝負するのか。
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速さを求めるなら、身体の向きを変えて勝負した方が良いです。
相手ゴールに近い場合は、カニのような動きでも戦えますが、距離がある場合は難しいでしょう。
身体が相手ゴールを向いていない状態でシュートを撃てるか。
蹴り足の内側で軸足側に飛ばせたらシュートを狙えます。
身体はコーナーフラッグの方を向いているが、蹴り足の内側で相手ゴールを狙う。
ボールを蹴るとき、ゴール方向に身体を向ける人は、シュートを選択出来ません。
同じ状況でも、シュート能力で結果が変わりましたね。
ドリブルで同じ状況になっても、シュートが上手いかどうかで未来が変わります。
シュートが大事ですよ。
シュートが下手だから、他のことも出来ない。
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トラップが分かりやすいですが、良い場所にボールを動かすのはなぜですか。
蹴ることが難しいボールの位置があるからですよね。
これは、苦手科目があるのと同じです。
もし、全科目得意なら、どのようなボールでも問題ありませんよね。
得意科目で勝負したいのは分かりますよ。
ただ、他の科目を捨てるのはもったいない。
サッカー指導者は何と言っていますか。
得意なこと、好きなことだけすれば良いと言っていますか。
指導者は嫌いなことはしませんよね。
日本人に敬意を払わないのは、日本人の人権を尊重するのが嫌いだから。
サッカーでは、得意科目が多い選手ほど活躍出来ます。
得意科目が一つあるなら、それを伸ばすことで他の科目にも良い影響を与える。
せっかくサッカーをするのですから、楽しんだ方が良いですよ。
まずは、シュート。
シュート、シュート、シュートですね。
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