ボールを蹴るときに、蹴り足の向きが大事だと思いますか。
インサイドキックが分かりやすいですが、蹴り足の膝を外に向ける方法。
蹴り足の膝を横に向けることを強調する指導者もいると思います。
身体の使い方がボールの飛ぶ方向を決めるのか。
どう思いますか。
答えを言うと、身体の使い方はボールの飛ぶ方向を決めません。
この表現だと伝わりにくいでしょうか。
言い方を変えましょう。
ボールが飛ぶ方向は、ボールの扱い方で決まります。
身体の使い方が同じでも、ボールの扱い方が違うなら違うボールになります。
これ、大事。
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一番確認しやすい方法が、つま先を使うやり方。
トーキック(トゥーキック)で試すと、意味が分かります。
上の図は、蹴り足を前に振る動きで、ボールを3方向に飛ばせることを説明したもの。
同じように蹴り足を前に振っても、ボールの扱い方が変わると飛ぶ方向も変化します。上の図(イ)から(ヘ)がボールの扱い方を説明したもの。
これが分かると、シュートが得意になります。
蹴り方は同じでもボールの動きが変わるため、相手を騙すときに使えます。
駆け引きに使えるので便利です。(特に相手キーパーとの1対1)
同じ蹴り足の振り方でボールを3方向に飛ばしたいなら「前に蹴り足を振りボールを3方向に飛ばすシュート」がおすすめです。
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ボールの扱い方が分かると、ドリブルやトラップでも変化を出せます。
今回は、多くの指導者が力を入れているであろうトラップに触れます。
インサイドでトラップをするとき、蹴り足の面を意識しませんか。
蹴り足の内側を、しっかりと横にする。(90度にする、と表現されることが多い)
上で説明した図が分かると、トラップでも面白いことが出来ます。
一般的なトラップを工夫する。
トラップする足のつま先を外に向けるとします。
このとき、ボールの芯をはずすとボールを左右に動かせます。
芯をはずさないように触れると、ボールが止まります。(または、少し前に動く)
蹴り足の形は同じでも、トラップした後のボールの動きは変化します。(3方向に動かせる)
これ、面白いと思いませんか。
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身体の使い方を大事にするのは素晴らしいのですが、それがどの程度重要なのか理解する必要があります。
初心者の頃は苦労することは少ないと思いますが、そのうち問題に直面するでしょう。
相手の圧力が強くボールを扱うのが難しいと感じるなら、身体の使い方ではなく、ボールの扱い方を見直すといい。
おそらく、悩みが消えると思います。(そもそも、選手が下手になる方法を教える指導者がおかしい)
今日紹介した記事。
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