日本対パラグアイ。マラドーナ選手のドリブルを解禁する時期か

2022年6月2日パラグアイ戦がありました。4対1で日本の勝利。

日本代表の試合を見たのが何十年ぶりに感じた。

懐かしい顔と元気そうな顔が見れて良かった。

前半と後半に分けて試合感想。

前半

浅野選手のシュート。着地数が良かったはず。(リズムが良かったから)
蹴り足の着地数があと1歩増えたら厳しかったと思いますが、良い判断でシュートまでいけた。

賢いプレー。素晴らしい。

2点目。鎌田選手の頭も良かった。
もう少しゆっくり攻めると思い油断していたらボールが中央に飛び、気付いたら入っていた。何が起きたか理解するのに時間がかかった。

入ったことを理解するのに時間がかかった素晴らしいシュート。

他にも素晴らしいシュートがありました。
前半はもう少し点が入っても不思議ではなかった。
もっと、大量得点を見たい。

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たぶん、吉田選手。こぼれ球だろうか。
どこかの場面で右のアウトで味方に繋げるキックを選択した。(左側へのパス)
ボールは少し長めになり日本側のボールにはならなかったが、素晴らしい判断だったと思う。
おそらく勝負に遅刻しないためのキックが右足のアウトだったのだろう。

賢いプレー。

インサイドだけでなくアウト系のキックもあるのが良い。

指導者が勝手に禁止した技術を日本人選手が使うようになっている。
日本人選手の制限が解除されてブラジル代表が使う技術と近くなっている。

つま先やトゥリベーラ(三本指)等細かい違いはあるかもしれないが、ほぼ同じになっているはず。

技術面での制限が解除され、賢さや身体能力の高さを全面に出した試合だと思う。

身体の向きをフェイントに使う場面もあり、明らかに発想面でも制限が解除されているように思える。

堂安選手のかかとかインサイドを使ったプレーが特に印象的だったが、他の選手も身体の向きをフェイントに使うプレーが増えている。

まるで昔から日本サッカーで使われていたかのような溶け込み具合。

かかとやアウトを含めて明らかに強くなっている。
指導者から押し付けられた制限を解除して、正常な強さを活かす時代に入ったのだと思う。

素晴らしい。

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判断も早く日本人選手だけ早送りしているような前半だった。
速さや早さは疲れを生むことがあるので、W杯決勝を前半で決めるためにも疲れる前に仕留めるプレーを増やしたい。

そろそろ、優勝するための準備を始めた方が良い。

前半で気になったのは、左側の選手。
相手ボールのときに近付くが、相手の少し前で止まった。
W杯の最多優勝国になることを考えると、相手の膝裏やもも裏に膝で挨拶するぐらいの気持ちで近寄った方が良い。

プレーは綺麗だったが、ファールにならない範囲で相手に恐怖心を植え付けて、後半をより有利に戦えるように準備した方が良かった。
もったいない。

苦手意識はコツコツと育てるもの。

南米に日本サッカーへの苦手意識を植え付ける作業を始めたい。

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おそらく日本の左側の位置だっただろうか。
相手が転倒したときの日本人選手の反応が優し過ぎた。

日常生活なら非常に素晴らしい行為だが、サッカーでは甘いプレーになる。

常に相手を狙い続けるギラギラしたプレーをもっと出せると思う。
相手の転倒を勝ち点3にするつもりで戦いたい。
相手が成功する前提で戦うのは綺麗かもしれないが、もう少し別の発想で勝負するのもいいと思う。

相手が失敗することも想像出来ないと反応が遅れる。

子供が飛び出してくるかもしれない、相手が転倒するかもしれない。

「かもしれないプレー」が大事。

日本代表は変なところで優しい。

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後半

前半に続き日本が攻める

途中席を離れた場面があり見落としがあると思う。

三笘選手。浮かせたシュート。
1点目のシュートに似たような感じ。
日本代表の試合で2回も浮かせて決めるシュートを見れるとは思わなかった。
素晴らしいシュートでしたね。

右で触って左で決める。リズムが変わるので私は苦手ですが綺麗に決めたのが凄い。

触った足でシュートを撃つだろうと予測していると反応が遅れるシュート。

キーパーもタイミングをはずされたような反応でしたね。

その前の原口選手のドリブルもボールの動く角度が凄かったですね。(前は直線的なドリブルが多い印象でしたが、今はブラジル代表のような後ろ側へのドリブルも使う印象。賢い)

上手いと上手いが重なった得点。

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4点目、田中選手のシュート。
前後の流れを確認出来ず、気付いたら強烈なシュートが決まっていた。
相手ゴールから遠いため、過去の日本代表なら撃たないだろうと油断していたら、強烈なシュートが決まった。

撃つまでが速い、素晴らしいシュートでしたね。

おそらく、着地数も良かったはず。

判断も早く賢いシュート。


ボールの扱い方やシュートの発想が変わっていたのに驚き。
指導者に制限されていた中で窮屈そうにプレーしていた日本人選手が、制限を解除して戦いだした印象。

選手側の凄さを感じさせる試合でした。

育成年代の指導者も何かを感じ取れると良いのですが難しいかな。

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相手側に点を取られる場面もありました。
試合では何があるか分かりません。

積極的にシュートを撃つことが味方を救います。
相手の得点を打ち消せるのは日本の得点だけ。
勝ち点3を生み出せるのはシュートだけです。
何度パスを繋げても勝ち点3を生み出すことは出来ません。

積極的にシュートを撃つ姿が日本人選手に良い影響を与えると思います。
日本代表のプレーが日本人選手のお手本になる。

サッカーの教科書として男女共、W杯最多優勝国になって欲しいですね。
今までは優勝することに遠慮している印象でした。
周りのことは気にせずサクサク優勝して欲しい。

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日本が取ったのは4点でしたが、日本人選手が得たものは多くありましたね。
代表選手だけでなく、見ている側も良い収穫があったと思います。

「ボールに間に合わない」から「少し枠の上に飛ぶ」に。
惜しいシュートの先に素晴らしいシュートがあります。

勝負に遅刻しないことが惜しいシュートを生む。惜しいシュートの先に、素晴らしいシュートがある。

そして、その先に勝ち点3がある。
勝ち点3の先に優勝があります。

素晴らしいシュートの先に歴史を作るシュートがある。

最近の指導内容は分かりませんが、過去の指導方法では出来ないであろうプレーも生まれていましたね。

得点にはなりませんでしたが、前田選手の足に2回当たったシュートも素晴らしいシュートでした。

フランスかイタリアが似たようなシュートで点を決めていたはず。(日本と対戦した後の試合だった気がする。試合は日本が勝ち、相手は次の試合で勝てたはず。もしかしたら違う試合と勘違いしているかもしれないが日本が1-0で勝ったあとに、相手側が勝てて良かったと思った記憶がある。1-0で調べるとフランスかな?)

サッカーで大事なのはボールをゴールに入れることです。
足のどこで蹴るかではありません。

「どこで蹴るかより、どこを蹴るかが大事」

どこで蹴るかより、どこを蹴るかが大事を紹介した画像
どこで蹴るかより、どこを蹴るかが大事

指の付け根や足首の固定にこだわり、日本人の勝ち点3を捨てさせてきた指導者達の妨害が、最近少しずつ弱くなっているのかもしれない。

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前田選手のシュート。素晴らしいのですが別の扱い方も試すといいでしょう。

シュートと聞くと膝から下を振る動きを連想しませんか。

ゴール前では難しい体勢でも決めないといけないことがある。

体勢に関係無くシュートを決めるなら、ハンガーをかけるようなシュートがいいです。

洋服を保管するときにハンガーを使います。自宅等にハンガーをかける棒がありませんか。(おそらく、銀色が多いはず)

銀色の棒にハンガーをかけるようにボールをスネに当てるといいですよ。

少し離れたところ(10センチ程度)からハンガーを軽く投げて銀色の棒にかける動きを想像してください。(体操選手が鉄棒に飛び移る動きでも可)

上手にハンガーがかかれば回転しますよね。綺麗に投げなくてもハンガーの切れ目に銀色の棒が入れば良い感じに洋服を収納出来るはずです。

このときの動きをボールで再現する。

銀色の棒を足に、ハンガーをサッカーボールとする。

飛んできたボールが蹴り足のスネにかかるように当てると、ゴールキーパーから見てドライブシュートになります。

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ハンガーの例えが分かりにくい場合は、アゴを乗せる場面を想像してください。

サッカーボールのアゴを、蹴り足のスネに乗せる。

または、犬や猫が人間の足を枕にする感じでしょうか。

ボールの落ちてくる勢いだけを使う方が枠内に飛びやすいですよ。

犬や猫がアゴを乗せようとするときに自分の足を持ち上げると、犬猫の頭が上に跳ねるのと同じです。危ないのでしないこと。

ボールのアゴを、蹴り足でタプタプする感じでも良いですよ。

下の動画ではボールを転がすため少し違いますが、47秒からが参考になるでしょうか。

足の内側に転がすことでドライブシュート回転をかけ、枠内に飛ばす。

今回のシュートは、育成年代の指導者がボールの回転を意識していれば決められた。

つまり、指導者の責任です。

前田選手は出来ることをしたと思います。

指導者の勉強不足が得点を奪った。

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前田選手の2回当てるシュートの前の、鎌田選手のシュートも凄かったですね。

スルスルと何事もなかったかのようにドリブルで進み、いきなり強烈なシュート。

このタイミングに反応したキーパーも凄いですね。

アウトのシュートでしょうか。このタイミングは反応するのが難しい。

凄いシュートと凄い守備。そして、凄いシュート。


今回の試合は流れが変わった感じでしたね。

将来、日本サッカーの歴史を語るときに出てくるかもしれません。

指導者に押し付けられた制限が解除され、日本人選手の身体能力の高さと知性の高さが出ていた試合。

その上、技術面の制限もはずれブラジル代表とほぼ同じになっている。(つま先やトゥリベーラ等は気にしない)

そろそろ、マラドーナ選手(アルゼンチン)の切り返しを解禁しても良い時期ではないか。

おそらく、マラドーナ選手(アルゼンチン)が使用していたインサイドの切り返しを使えるのでは。

インサイドを使うにはアウトサイドが必要になる。
アウトサイドが日本代表に馴染んできた今なら出来ると思います。
マラドーナ選手(アルゼンチン)のドリブルを作る材料はそろっているはず。

「足は右へボールは左へ、恐ろしいドリブル」

足は右へボールは左へ、恐ろしいドリブルを紹介した画像
足は右へボールは左へ、恐ろしいドリブル

「悪夢再び、足は左へボールは右へ」

悪夢再び、足は左へボールは右へを紹介した画像
悪夢再び、足は左へボールは右へ

「赤い糸で離れない、運命ドリブル」

赤い糸で離れない、運命ドリブルを紹介した画像
赤い糸で離れない、運命ドリブル

「もう誰も触れない、最高のドリブル」

もう誰も触れない、最高のドリブルを紹介した画像
もう誰も触れない、最高のドリブル

「伝説の武器を手に入れる旅」もおすすめです。

伝説の武器を手に入れる旅を紹介した画像
伝説の武器を手に入れる旅


面白かった場面。

どの場面か忘れましたが、堂安選手が相手に抱きつかれた場面。
さりげなく股抜きで仕返ししていたように見えました。(たぶん股抜き)


今回紹介した記事。

どこで蹴るかより、どこを蹴るかが大事を紹介した画像
どこで蹴るかより、どこを蹴るかが大事


足は右へボールは左へ、恐ろしいドリブルを紹介した画像
足は右へボールは左へ、恐ろしいドリブル


悪夢再び、足は左へボールは右へを紹介した画像
悪夢再び、足は左へボールは右へ


赤い糸で離れない、運命ドリブルを紹介した画像
赤い糸で離れない、運命ドリブル


もう誰も触れない、最高のドリブルを紹介した画像
もう誰も触れない、最高のドリブル

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紹介した動画。

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