遠くまでボールを飛ばそうとしたことはありませんか。
サッカーを始めたばかりのころは、遠くまで飛ばせる選手が有利になるかもしれません。
時間が経ち、身体が大きくなってくると、遠くまで飛ばす意味が変わってきます。
この変化が分からないとシュートで苦労します。
地面にあるボールを遠くまで飛ばすために、浮かせることを目標にする人がいます。
単純な飛距離を求めるなら浮かせることは正しいのですが、サッカー選手としては好ましくないかもしれない。
その理由は簡単です。
シュートが入らなくなるから。
飛距離とシュート、どちらを大事にするか。
私ならシュートを大事にします。
飛距離について知りたいなら「ボールを浮かせる意味と欠点」がおすすめです。
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高校生や大学生になると身体が大きくなります。
当然ですが筋力もつき、遠くまでボールを飛ばせます。
ここで問題になるのが、ボールに高さを与える蹴り方です。
分かりやすく言うと、ボールを浮かせる蹴り方ですね。
ボールを浮かせる、とは、シュートがゴールの上にはずれるという意味。
成長した身体でシュートを撃つと、ゴールの上に飛ぶ。
筋力のある選手が、上に飛ばさないために何をするか。
弱く蹴る。
これでは、何のために成長したのか分かりませんよね。
小さい頃は強く蹴ることを目指し、大きくなると弱く蹴ることを目指す。
変ですよね。
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強烈なシュートでゴールネットを揺らす。
これは正しいでしょう。
しかし、弱く蹴らないと点が取れないならおかしい。
素晴らしい肉体を使えないなら、何のために身体を鍛えるのかが分からない。
インフロントキックのように高さが出る蹴り方を覚えるときは、何のために覚えるか考えましょう。
指導者に言われたから、周りが使っているからという理由で覚えると、身体が大きくなってから困りますよ。
勝つためにキックを覚える。
シュートを決めるために時間を使いましょう。
本来なら自分を助けるはずの筋力が、自分を苦しめるものになっていないか。
優れた肉体を活かすキックを覚えてください。
良いキックの見分け方は簡単です。
遠い位置からでも全力でシュートを撃てるか。
全力で蹴っても枠内に飛ぶなら、そのキックは素晴らしい。
威力を落とさないと枠内に飛ばないなら、そのキックは未完成。
一度、試してくださいね。
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