両手で日の丸を持つ人の画像

[JFA試合動画]なでしこ対ブラジル。指導者の質が出た場面

日本サッカー協会が試合動画を公開。それを見た感想です。いつまで公開されるか不明ですが下に動画を載せておきます。

2023年2月23日。JFAの試合動画観戦記録。試合は2月16日。
なでしこ対ブラジル。

前半

ボールを持ち続けると背後から相手が近付いてくる。
数歩前で味方に出しても良かったかも。

相手に譲る場面があった。優しいのは分かるが、相手も衝突する前提でプレーしていると考えて、遠慮せずにぶつけても良かった。

身体をぶつけないチームと認識されると相手の勢いが出て、場合によっては暴力的なプレーが増えるため危ない。

自分や味方の安全を確保するためにも身体をぶつけたい。

日本側に足の裏を使うプレーがあったはず。相手に考えを読ませない良い発想だった。

時間帯は不明だが、シュートを狙えた場面でもパスがあった。
可能ならば積極的に狙うと良い。(前半19分よりも前の話)

ここから時間帯も記録。

前半20分。
相手を止める場面。チームに勢いを与えるプレー。良いですね。熊谷選手。

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前半20分58秒頃。
蹴り足の膝を横に振るキック。ブラジル代表が使っている低く強いシュートが撃てる蹴り方。ロナウド選手(ブラジル)を思い出しますね。

蹴り足の膝については蹴り足を横に振る、膝を横に振る動作とはがおすすめ。

蹴り足を横に振る、膝を横に振る動作とはを紹介した画像
蹴り足を横に振る、膝を横に振る動作とは

笛が鳴らないのは当然ですが、育成年代の指導者はカードを出せと抗議出来るでしょうか。
出来ませんよね。

身体の使い方を優先する指導者が辿り着けない上手さ。
賢いプレーでしたね。
熊谷選手でしょうか。足の裏だけでなく、アウトサイドも使っていたはず。
おそらく、指導者からの禁止が多かった世代だと思うので、自分で身につけたのでしょうね。凄い。

前半25分35秒から。2番。清水選手。
日本側のドリブル。少しボールが大きくなりました。
もう少しゴール側に侵入しても良かったかもしれません。
ゴール前に走り込む味方を相手の視野からはずすために縦多めにドリブルをして守備を横に広げるなら、もう少し外側に膨れても良かったかもしれません。

マイナス気味のボールを狙うために縦に進むなら、左手で相手を抑えつつ右足でボールを進める。
相手から遠い方の足でボールを扱うと指導された選手なら、やりやすい攻め方だと思います。

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相手に向かうのは怖いですが、ペナルティーエリアに入りさえすれば2人を無効化出来ます。
失点かカードかを選ばせても良かったかもしれません。(ただし、前線で戦う選手の判断が最優先)

能力が高いので、もっと出来ると思います。

前半29分13秒から。
味方のパスを右側にいる藤野選手が受け取る。
パスは味方の右足を狙ったもの。
周りの空間や敵の位置を考えると左足に出すのも面白かったと思います。(ただし、現場で戦う選手の判断が最優先)

左足のインサイドで触る場合、軸足になる右足を少し前に踏み込んで反時計周りに回転しつつ左のインサイドでボールを前に動かす。(インサイドで止めると見せかけて触らない感じの動き)

これだと前を向くときに必要な回転が小さく、素早く前を向けると思います。
日本のGKから見て、時計の数字で判断すると分かりやすい。(相手ゴールが12時で日本側が6時)
パスをもらう前は外側を向いている。時計だと5時ぐらい。
だが、ボールを右足で受け時計回りで回転したため、12時(前)を向くには7時間分の回転が必要。
左足で反時計周りだと5時間分の回転で12時(前)を向ける。
左足のアウトサイドで一気に前を向く方法もあるが、指導者にアウトサイドを禁止されている場合、この発想は生まれないかもしれない。

ここまでは左足でボールを触る場合。

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藤野選手の意見を尊重して右足で触るなら、右足のインサイドで軸足(左足)の裏を通して前を向くのが理想だと思う。
相手の11番は準備が出来ているとは思えない。
また、パスを受ける前の身体の向き(時計だと5時)から、相手の11番の動きは観察しやすい。
ゆえに、勢い良く突っ込んでくる背後の選手と勝負するよりは、多少11番側にボールが流れたとしても11番の居眠りを利用して勝負した方が安全に攻撃を繋げられたと思う。

右足で止めるのは悪いことではないが、相手の圧力がある場面ではボールを止めると自分が不利になりやすい。
不慮の事故で怪我をする可能性も考えると止めない方が正解だと思う。

どうしても一度止めてから始めたいなら、足の裏でボールを止めたあとにボールから足を離さず後ろに転がすと良い。(正式名称が分からないが、軸足の裏を通すV字系のターンのような感じ)

または、つま先の裏で一瞬止めたあとにボールを転がして前を向く感じ。(ボールをなめると呼ぶのだろうか。フットサルの感じ)

映像では足の裏のつま先側に見えるが本人では無いため分からない。

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ボールを止めずに右足のインサイドで軸足の裏を通して前を向いた場合、相手の15番が近付く前に勝負がつく。
自分は勝負に間に合うように、相手は勝負に遅刻するようにしたい。

映像で確認すると、ボールを止めて相手を見て右のアウトでボールを動かしている。
これが出来るのは能力が高い証拠。
ならば、より安全で勝負に間に合う右足のインサイドで軸足の裏を通すプレーを選択出来るのではないか。

一度ボールを止めることで着地数が増え、相手側に反撃する時間を与えてしまった。

着地数については「決定力、得点力は着地数で決まる。決定力を上げるコツ」がおすすめ。

決定力、得点力は着地数で決まる。決定力を上げるコツを紹介した画像
決定力、得点力は着地数で決まる。決定力を上げるコツ

これは指導者側の責任。
選手は出来ることをしている。選手に問題は無い。
完全に指導者側の責任。
育成年代の指導者を含めて、サッカーに携わる人間が日本人の幸せに貢献する気があるのか問いたい。

選手の頑張りを指導者が無駄にしていないか。
一度考えるといい。

止める蹴るの止めるが行き過ぎてはいないか。

映像で確認すると分かるが、最初に触れたときにボールを動かしているなら相手の15番は藤野選手に触ることすら出来なかった。

一瞬で相手を置き去りにするプレーを潰しているのは育成年代の指導者ではないか。

回転する方向も逆だと思う。特別な理由が無い限り有利になる回転を選びたい。

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たしか、男子でも似たようなことを書いた記憶がある。
そのときは、相手ゴール左側での出来事だったはず。ゴールに遠回りする回転だった。(たしかボール保持者が反時計周りに回転したはず)

相手を引き付けるために自分が不利になる回転を選ぶのは分かるが、怪我をする可能性を高める選択をする必要は無いだろう。
「さっさと決めて健康体で帰って来い」というのが本音だ。

指導者、特に技術系に関する対応を知りたい。
育成年代に反映されているのか。
そもそも、回転が逆である可能性を指摘しているのか。

日本代表の試合で答え合わせをしているが、育成年代の指導者の答案用紙からは優等生らしい何かを感じない。
むしろ、駄目ではないか。
日本国民の敵に思えるが。

無駄な着地数を減らすことが健康と勝ち点3を勝ち取る秘訣。
勝ち癖を付けよう。
生まれたときから、絶対王者としての自覚が必要だ。

私が権力者なら指導者全員クビにする。そして、お金は私が使う。(サイト運営が赤字で貯金がゼロになり閉鎖一歩手前だから)

ここから食事をしながら観戦。

シュート良いね。

36分。惜しい。

40分、良い攻撃。

41分。ご飯おかわり

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41分44秒頃、前に進んで撃っても良かったかもしれませんね。

43分頃から。
おしゃれですね。

何か狙いがあるのか、シュートが控え目な印象。
もう少し前で撃てた気がします。

前半の全体的な話。

ボールを持つ相手の前で止まる守備があった。相手の骨盤に挨拶するつもりで身体をぶつけ、相手に恐怖心を与えたい。

後半。

なでしこの蹴り方に新しい発想が追加されている印象。

49分、よく守った。

51分頃の攻撃、良い発想ですね。

53分、良いよキーパー。

56分の終わり頃から。
しっかり守って攻撃に繋げる。

おしゃれなプレーもあり、良いですね。
宮澤選手は、どこでボールを触ったのだろうか。
凄いですね。

最後はキーパーに奪われましたが良い攻撃。
その後奪い返し攻撃へ。

三宅選手の奪う判断が良いですね。
相手側は分からないでしょう。

藤野選手のドリブルも予想外。
パスを予想していたらドリブルで来られる。
これも分からない。

最後はオフサイドになりましたが面白いプレーです。

最後の場面、宮澤選手。右を見て相手を誘導して左にシュートを撃つのも面白かったかも。
蹴るというよりは流す感じでボールの方向を変える発想も良いと思います。

それか、右足のつま先でズドン。日本人選手がつま先を使うことは非常に少ないと思うので、相手も反応出来ないと思います。

ブラジル代表はボールが好きなのでしょう。背後を全くみていませんね。相手の2番は宮澤選手が瞬間移動したように見えたのでは。

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58分5秒頃。
日本側の良い飛び出し。清水選手でしょうか。
日本ボールにはなりませんでしたが、勇気のあるプレーでしたね。
せっかくですから、相手に身体をぶつけても良かったかもしれませんよ。

その後、日本の攻撃。
奪いに行くプレーはチームを勇敢にさせる。

58分44秒頃。
頭でのシュート。惜しい。
ここは難しいですね。
浮き玉なので頭だと一気に撃てるが、威力は足の方が出しやすい。
足で扱うまでに相手が来ることを考えると頭が正解でしょうか。
少し左側を狙うのも面白かったかもしれません。

ブラジルの反撃で日本がカードをもらう。
味方を守るプレー。理想はカードをもらわずに止めることですが、距離があるので問題無い。相手の攻撃は早めに潰したいですね。

59分頃。
長谷川選手、強い。

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60分11秒頃から一気に加速しますが良いボールに良いボール。
最後は相手に触られましたが良い攻撃です。
男子のW杯、三笘選手からのボールを浅野選手がシュートした場面を思い出しますね。(スペイン戦かな)
ボールの動きが滑らかで綺麗。

藤野選手が、しっかり相手の攻撃を切るのも良いですね。

61分からの相手2番のドリブル。内側に入って行くのが良いですね。

62分。
ブラジルの攻撃。
身体の向きから考えると、かかとで狙うボール。
ブラジル側は準備出来ていませんでしたね。

味方にパスを出すが、味方が反応出来ず日本ボールに。
これと同じことが日本代表(男女)にも起きている。

自分で撃つなら、自分一人で良い。
味方に決めてもらうなら、自分と相手、二人の意思統一が必要。
パスを選択するよりもシュートを選ぶ方が点を取れる可能性が高い。
コインで考えると分かりますが、一回だけ表を出すのと、二回連続で表を出すのとでは難しさが違いますからね。

パスが増えれば増えるほど難しくなる。ここにトラップも加わるなら、コインで表を出さないといけない回数が増える。

お上品なパス回しより、泥臭いシュートの方が勝つ。

それが理解出来るブラジル側のプレー。
失敗した側はガックリきますから。(62分からのブラジルの11番の反応が分かりやすい)

強引でもシュートの方が正しい。

点を取れるのはシュートだけだから。

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62分39秒前後から。
長谷川選手の良いボールから良いボールが生まれる。
藤野選手、直接狙っても面白かったかもしれませんね。
パスで繋げるのもいいですが、上で書いたブラジル代表の話と同じ結果に。
表を出し続けるのは難しいですからね。

63分5秒頃。
ブラジル側のおそらくアウトサイド、面白いですね。

64分26秒。
勇気あるプレー。
交わされましたが強気で続けることが大事。
失ったら奪い返せば良い。
強気のプレーが続きましたね。

強気で奪いに行く位置を少しずつ上げていき、最終的には相手ゴール近くで奪いたい。

日本の良い攻撃が出るがシュートまで行けず。

66分38頃から。
ボールを持つブラジル。
積極的に奪いに行く日本。
奪えませんでしたが良いプレー。
勢いが出ますね。

71分頃。
ブラジルの得点。

難しいパス回しはせず、シュートを選択する大切さが分かりますね。

少し浮いているボールですが、枠内にしっかり飛ばしています。
映像を見た感じでは足首やスネを使うようなシュート。(別の映像では、かかとのように見えた)
身体の使い方ではなく、ボールの扱い方を覚えてください。
身体のどこで蹴るかではなく、ボールのどこを蹴るかです。
点が取れるなら問題ありません。
身体の使い方で減点されることはありませんからね。
ここを勘違いすると勝ち点3が減りますよ。

その後日本の攻撃。

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72分33秒から。
遠藤選手、一度ボールに触り、ボールに追い付く。
そのまま撃った方が良かったと思います。(72分35秒頃)
良い技術を持っているのですから、積極的に勝負したい。

74分10秒から。
日本のボールに。
小林選手。
ボールを動かし相手を交わし勝負。
ボールに追い付いた74分15秒頃に撃てば良かったと思います。
良いボールにしたいのは分かりますが、ボールを動かす分だけ着地数が増え、相手に反撃する時間を与えてしまう。

74分15秒頃に撃っていれば相手の21番は間に合っていませんからね。
相手を遅刻させるプレーが大事です。
対戦相手が強くなればなるほど、最後まで諦めずに守ろうとします。
この場面のように、最後まで諦めないチームに勝つためにも、着地数を減らし勝負に間に合うプレーを増やしたい。

自分が動ける時間は、相手が戻れる時間でもある。

相手を遅刻させる賢さが大事。

これは育成年代からの積み重ねです。
育成年代の指導者の責任です。
育成年代の指導者が勉強熱心なら点が取れた場面です。

75分頃。
日本側の攻撃。浜野選手。
映像では分からないが、足の裏でのトラップだろうか。それとも、つま先の内側か。
直接撃つのが難しいボール。
これは判断が難しいですね。

一か八かで勝負した方が良いかもしれませんね。
全身でボールを押し込む感じでシュートを撃つのが一番でしょうか。

右足だと間に合わない感じでしょうか。
ボールが落下するまでにボール側に近付かないのは、味方が頭でそらす可能性を考えたからか。

これは難しい。

日本サッカーの指導者層は、どのような模範解答を示すのだろうか。気になりますね。

記録している間に日本側の攻撃。
パスが繋がるがシュートまで行けない。
その後ブラジルボールになり、オフサイドで日本ボールに。

77分。
良い守備。

79分48秒から。
相手ゴール近くでボールを奪う。
日本側のシュートが枠の上に飛ぶ。

決めたい場面ですが、相手が向かって来ているので難しいかもしれませんね。

別の考えとして、シュートを左側に飛ばす、相手に移動時間を与えないためにパスを強くする等があるでしょうか。

丁寧に狙い過ぎたかな。
左下に流し込むのも面白かったと思います。

シュートの映像を見ると軸足が不思議ですね。
軸足の膝を抜く系の蹴り方なのか。
ただし、通常速度では軸足の膝を抜く系には見えない。

不思議。

試合が進む。

日本側の攻撃。
81分18秒頃。
浜野選手。強烈なシュート。
良いシュートを撃てるなら積極的に狙いたい。

軸足の動きが膝を抜く系でしょうか。
もし、軸足の膝を抜く系なら、シュートが浮きやすいので低く飛ばすシュートも欲しい。

私のおすすめは、蹴り足の膝を横に振るシュート。

良いシュートでしたね。

84分35秒頃。
遠藤選手。
直接撃てたら良かったのですが、少し難しいボールでしたね。
もう少しパスが強いか、もう少し先にボールに近付けたら違ったかもしれません。

84分54秒頃。
時間を使うためか、ブラジルのGKは高いボールを蹴っていますね。
相手GKのキックを見ていなかった。
蹴る前のボールの動きが気になる。機会があれば触れます。

86分頃
相手の攻撃。
日本が守る。危ない。

93分12頃。
ブラジルの21番のボールの扱い方が面白いですね。
その後、足を痛めた動きをしていますが、時間を潰すための演技なのか不明。

試合が終わる。

点が欲しかった。

シュートを選択出来る場面でもパスを選んだ印象。

なでしこの大量得点が見たいですね。


今日紹介した記事。

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今日紹介した動画。(JFAが公開している動画です)


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