シュートを意識するドリブルで質を上げよう

6月6日にブラジル戦があったのでドリブルの質を意識した人は多いと思います。

試合感想は「ブラジル戦、勝つべき試合。育成年代の指導者の差が出た試合」にあります。

質を上げるには発想が大事です。良い発想が質の高いドリブルが生む。

ドリブルをドリブルとしてではなく、シュートの一部と考えると質が変わりますよ。

シュート能力が選手の能力の天井になります。(下の動画、2分27秒から)

シュートの一部がドリブルで、ドリブルの一部がトラップ。(下の動画、2分37秒から)

日本人選手が教わる技術はバラバラになっている。(下の動画、2分43秒から)

シュートの中にドリブルがあると考えると、ドリブルはシュートになる。

ドリブルをシュートと考える人と、ドリブルを相手を抜くことと考える人では、ドリブルの質が違う。

ドリブルをシュートだと考える人は撃てる機会を探す。

ドリブルを相手を抜くことだと考える人は抜けるか抜けないかを考える。

ゴールキーパーがお茶を飲んでいても気付かないドリブルは、ボールキープと同じ。

ドリブルはシュートの一部。そのまま撃てるならドリブルする必要は無い。

シュートを意識することがサッカー選手の始まり。

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相手を抜くことを意識すると目の前の相手に集中してしまいますが、シュートを考えると点を取ることを意識します。

点を取るには足を振る時間と空間が必要です(他の部分でも良い)。

足を振る時間と空間を作るとは、シュートを撃つ準備をすること。

シュートを撃つためのドリブルを選択すると、足を振る時間と空間を生み出せる技術を求めるでしょう。

足を振る時間と空間は、相手を完全に抜かなくても少し離れるだけで生み出せます。

このことに気付けるかどうかで、シュートの質が決まります。

足を振る時間と空間を生み出す技術は「サッカーおでんで「後ろ」の練習」「ドリブル斜め後ろと、もう一つの動き方」にあります。

サッカーおでんで「後ろ」の練習を紹介した画像
サッカーおでんで「後ろ」の練習


ドリブル斜め後ろと、もう一つの動き方を紹介した画像
ドリブル斜め後ろと、もう一つの動き方

シュートの質が高い選手は、自然とドリブルの質も高くなります。

シュートの能力が選手の能力の天井になるのですから、シュートの質が上がれば、当然、ドリブルの質も上がります。

ドリブルの質が上がればトラップの質も自然と上がります。

下の動画、3分29秒(能力が低いからトラップを練習する)からもおすすめ。

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シュートを撃つために必要な時間と空間が小さくなればなるほど、試合で有利に戦えます。

無駄を削ることでノーモーションシュートになります。

自分のサッカーから無駄を削り、必要な部分だけを残します。

その後に、無駄な部分をフェイントとして加えます。

必要な部分だけでも問題無いと考えるかもしれませんが、相手が暴力的な場合、勝ち点3を取る前に怪我をしてしまう。

そうなると、安全に勝ち点3を取る技術が必要になります。

安全性を高めるために、一度削った無駄をフェイントとして再び加えます。(東アジア等に成分分析等でコピー商品を作らせないために自己防衛用のフェイント素材を入れる日本の業者も存在しますよ)

ノーモーションシュートにフェイント用の動作を加えると守備が難しい。

特定の動きに意味があると思わせて途中で変え、相手の混乱を誘う。

これは、日本人選手が得意な駆け引きになるでしょう。

器用さと知性、そして一番重要である優等生という評価が必要になりますからね。

嘘付きのフェイントと優等生のフェイント、どちらが怖いと思いますか。

ブラジル代表のフェイントよりも日本代表のフェイントの方が自然と上になります。(最高点が日本人の方が高くなるから)

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シュートを撃つタイミングに興味があるなら、少し古い保管庫の記事ですが「シュートは「集中力の息継ぎ」のときに撃て(保管庫の記録)」もおすすめです。


今日紹介した記事。

「ブラジル戦、勝つべき試合。育成年代の指導者の差が出た試合」

サッカーおでんで「後ろ」の練習を紹介した画像
サッカーおでんで「後ろ」の練習

ドリブル斜め後ろと、もう一つの動き方を紹介した画像
ドリブル斜め後ろと、もう一つの動き方

「シュートは「集中力の息継ぎ」のときに撃て(保管庫の記録)」

今日紹介した動画。

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